活動10周年のお礼とごあいさつ

活動10周年のお礼とごあいさつ

　当会に関ってくださいます皆さまへ

～ジェネシスオブエンターテイメント～活動10年のお知らせとお礼

　　　　　　1997年9月5日に開始しましたこの活動も、本日2007年9月5日で当会は活動10年を迎えることができました。

　　　　　　これも当会と関りを持ってくださいました皆さま方のお陰と本当に感謝いたしております。

　　　　　　ありがとうございます。

　　　　　　活動当初はまだ自分たちが、一体何の役に立てるのだろうか…。

　　　　　　自分たちが生活の中で大切にしたいと願ったことを信じて、ただ道を創ることで精一杯でした。

　　　　　　障害のある人の社会課題と向き合う中で、

　　　　　　すぐに変えられない現実や耐えることのできない位の社会の辛さに出会うこともありましたが、

　　　　　　社会には色々な立場の方が存在していて、活動をまっすぐにやる人だけが真実ではないと知りました。

　　　　　　しかし、矛盾の中で葛藤していた20代。まだ未熟な若い私たちに寄り添ってくださる方々の存在が、

　　　　　　その矛盾をたくましく力に変えていくことをお教えくださった様に感じています。

　　　　　　部署が変わっても障害のある人の課題に働き掛ける行政官。

　　　　　　人権の大切さを、教師は離れていてもどこにいても、

　　　　　　人を育て続けることでお教えくださった先生と呼びたい教育者。

　　　　　　1年以上事務所を開放してくださった目上の障害のある事業家の方は、

　　　　　　私にただの年下でいていいんだよと教えてくれました。

　　　　　　陰ながら関り続けた芸能人の方は、私たちにマスメディアの良心を説いてくださり、

　　　　　　新聞記者の方はペンを走らせることで社会に活動を知らせ続けてくださいました。

　　　　　　いま獣医師、労働組合の皆さまのご寄付によって、

　　　　　　無償で活動するメンバーの交通費を護ることができる様にもなりました。

　　　　　　そして、大阪府ボランティア・市民活動センターの皆さまは、

　　　　　　この10年車いすダンス教室の会場を提供し続けてくださいました。

　　　　　　活動を通して書き挙げましたら書けない位の、

　　　　　　人の想いに触れることができました私たちは本当に幸せ者です。

　　　　　　そして、そのつながりを感じはじめた当会のメンバーたちは、

　　　　　　いま「間違うことを楽しめる」位にたくましくなりつつあります。

　　　　　　これからの10年はそのメンバーたちが、社会と呼吸し合える位にたくましく立つ姿を私は信じています。

　　　　　　最後に、何の形もなく仲間もいなかった頃から、この活動の骨格を築きあげた歴代（現）スタッフであります、

　　　　　　田畑喜代美氏・森田加津世氏・引田尚子氏・近藤亜希氏・大道広子氏・鈴木剛氏の功績を、

　　　　　　皆さまに称えて頂けましたら私にこれ以上の喜びはありません。

　　　　　　同じスタッフの一人として書きますが、この活動を生み出し護り育てた彼らは私たちみんなの誇りです。

　　　　　　今年度中に10周年の記念行事を行う予定ですので、詳細が決まりましたらお知らせさせて頂きますので、

　　　　　　皆さまとご一緒にお祝いができましたら本当に幸いです。

　　　　　　未だ若輩の私たちではありますが、今後も人と社会に向けて活動を行っていきますので、

　　　　　　これからも皆さまのご指導とご支援を賜ります様、どうぞよろしくお願い申し上げます。

　　　　　　10年の想いを込めて、「いつも本当にありがとうございます」。

2007年9月5日

ジェネシスオブエンターテイメント

代表　坪田建一

■ 10周年を祝って歴代スタッフと仲間たちと食事会での画像 ■